のびのび働く起業家が自由である2つのこと。

30台前半から半ばくらいの起業家が
随分と増えてきましたね。
のびのびと能力を発揮して、
ビジネスを楽しんでいる人々をよく見る
ようになりました。

私はそういう人々と話をするのが
とても好きです。
のびのびと自由である人々が多いからかも知れません。

この「自由である」というのは、
表面的に見える働き方が自由であるという
ことではありません。

大きな組織の勤め人と比較して、
ディフェンシブなプライドが無いことと、
同調圧力を気にする意識が無いこと、
という2つです。

プライドから自由

ディフェンシブなプライドとは、
自分を守る為のプライドというか、
他人と比較して自分が凄いぜっていう
外面を良く見せようとするプライドです。

例えば、職業を選ぶ際に、
世界一流企業のブランドにこだわることや、
年収の金額を自分の価値としてとらえること、
など自分の中身よりも外見を重視するのは
ディフェンシブなプライドに起因しているでしょう。

そういったプライドから自由であることは、
幸せなことではないでしょうか? 

職業選択においては、会社のブランドや
必要以上の年収額に拘ることと引き換えに、
自分が本当に好きなことを捨てている人が多く、
残念に思います。

同調圧力から自由

次に、同調圧力を気にしないというのは、
そんなことを気にすることに価値を置いておらず、
やりたいことをやる、
やるべきだと思うことをやる、
という自分の本音に正直であることです。

自分に置き換えても、
そういう状況に自分がいるときがもっとも楽しいし、
充実していると思います。

で、自分はどうすればよいのか

別に、自分が起業をしなくても、経営者でなくても、
ディフェンシブなプライドや同調圧力に縛られていると、
本来自由な社会であるにも関わらず、
鎖に繋がれている辛い状況に陥っていると言えます。

それらをいきなり捨てろって言われても、
どうすれば良いか分からないものですが、
ときどき自分が外面を気にしすぎていないか、
周りの目を気にしすぎていないか、
好きなことをしているか、
振り返る時間をつくってみると良いでしょう。

(2019年7月1日)
山本恵亮
1級キャリアコンサルティング技能士
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