1年の振り返りと、来年の目標を立てること。

私は毎年この時期になると1年の振り返りをして、
来年の目標を立てることをしています。

そのやり方を都度バージョンUPしていて、
効果を実感しているので共有したいと思います。

やることは次の3つです。

・今年やったことを書き出す。
 前回書いた今年の目標の中でやったことには、
 ☑を入れる。

・来年やりたいことを書き出す。
 小さなことでも思いつく限りたくさん書く。

・最悪の状況についてイメージする。

<まず今年成し遂げたことを書き出す>

いきなり来年の目標を立てるのではなく、
まずは、この1年の振り返りです。
やったこと、つまり、
成果を出したことや、成し遂げたことを
どんなことでも書き出します。
私の場合、20個くらい書きました。

昨年に今年の目標として立てたものがあれば、
それを見て達成したことには☑を入れて、
一部やったことにはその旨のコメントを書いてもいいでしょう。

このようにして1年間を振り返ると、
自分がどう進歩してきたのか見えます。
また、何を感じて、どんな問題意識を持っていのか、
次は何をやりたいのか、
考えが次第に明確になってくるものです。

<来年の目標を思いつく限り書き出す>

来年の目標を立てるときは、
やりたいことを思いつく限り沢山立てます。
小さなものの羅列でも構いません。
その際に、目標のカテゴリーを設けるといいでしょう。

カテゴリーとしては、例えば、私の場合は、
仕事、家庭、遊び、勉強の4カテゴリーを設けます。
ま、キャリアコンサルの方々にはお馴染み4Lです。

そして、目標をどんどん書いていきます。
私は、全部で35個リストアップしました。
大きなものもあれば、
やろうやろうと思っていて出来ていない
ちょっとしたことなども書きます。

やろうやろうと思って出来ていないことは、
例えば、蔵書の整理(→今年やりました!)、
読みたくて読めてなかった小説を読む
(→読み終わったところ!「蜜蜂と遠雷」*)
…などといったものです。

* 【第156回 直木賞受賞作】蜜蜂と遠雷

心のどこかに引っかかっているものを解消するのは
随分と気分がすっきりとします。

<最悪の状況についてイメージする>

「最悪の状況をイメージする」というのは、
実は、私は今年が初めてです。

これ、メンタリストDaiGoが
著書* で述べているのですが、
最高の状況と最悪の状況の両方を考えることが大切とのことです。

* 自分を操り、不安をなくす究極のマインドフルネス

心理対比と言うそうで、
夢を描くことと、万一の準備をするのです。
そうすると目標をすべて達成した最高の状況と、
反対の最悪の状況をイメージして、
その間を埋めることが出来るとの考え方です。

確かに、両方をイメージすると、
目標を立てただけでなく、
どうやってその間を埋めて登っていくのか、
具体的な行動が見えてきます。

<さっそく、書き出していこう>

今年は、年末年始は今週しかありませんね。
さっそく、成し遂げたこと、目標を書き出しましょう。
最悪のイメージも忘れずに。

ノートに書き出すのは効果的ですし、
私はPCでワードに書き込んでいきます。
その際に、普段の仕事との違いをイメージする為、
文字のフォントを変えています。
これはお勧めで、簡単に日常と異なる思考に飛べます。

皆さんにとっても、
この1年は大きな変化の時期だったと思います。

私にとってもそうでした。
物事の考え方は変化しましたし、
人間関係も変化しました。

新しいことをやったり、
やろうとしたり(→やり残しは来年こそ)、
新しい人に出会って新たな刺激を受けたり、
新しい本を読んで世界が広がったり、と、
地味ながらいろいろとありました。

これらを振り返って、
来年をさらに良い年にしたいと思います。
お互い頑張りましょう。

(2020年12月28日)
山本恵亮
1級キャリアコンサルティング技能士
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<参考コラム>

来年の目標を立てる:1年の目標を作るコツ。

<参考ツール>

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