優秀な人の落とし穴。他者の仕事を奪っていたら成功できない。

ビジネスマンの世界では競争が激しそうに、
見えます。
会社は昔のような家族的コミュニティでなく、
同期はライバルと考える人は増えています。
誰が昇進出来て、
誰がステイ(または、アウト)なのか。
限られたボーナスのパイを、
誰が一番多くとるのか。
こんな職場環境は、結構ありますね。

<落とし穴>

そういった競争環境でがんばっている人は、
つい他者(ライバル)を排除することや、
他者の仕事を奪うことを考える誘惑にかられます。
ただ、これは合理的に思えるかも知れませんが、
落とし穴です。

<チームに得をさせる人>

仕事で成功する人、
職場で成績をあげ続ける人は、
他のメンバーの仕事を奪うのではなく、
周りの人々を押し上げています。
仮に多少の仕事を奪うことになっても、
その人がチームに加わることによって、
メンバーは損よりもずっと得をします。
チームとしても、業績がアップするものです。

<周りに挑んで、消える人>

一方で、周りの人々に挑戦するだけの人は、
問題児と見なされてしまい、
逆に自分が排除されてしまうものです。
例え、自分の才覚で短期的に成果を上げても、
1,2年後にはそう言った人は職場にはいない
ってことをときどき見聞きしませんか?

<成功し続ける秘密>

転職や異動で新しい職場に入ったときに
自分が成功する為に大切なことは、
競争をしかけることではなく、
周りが潤う戦いを展開することです。

どこの職場でも成功する人の行動を見ていると、
そのような共通点があるように思えます。
周りが損をする働きをする人よりも、
全体が得をして潤う働きをする人の方が
高い業績をあげ続けるものです。

(2020年1月20日)
山本恵亮
1級キャリアコンサルティング技能士
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<参考コラム>
職場で認められていない不満から抜け出すには?

一番の成果を上げているのに職場で孤立。どうすれば良いか?

<自分のキャリアに悩んだときの解決手段>
 
・1人で自分のキャリアを考え直すなら:Webで使用可能なキャリアデザイン教材一覧

・キャリア形成について相談したい場合:キャリアコーチング