入社したが、思っていた仕事と違う・・・

この時期は転職や就職で新しい会社に入社する人が多いですね。
新しい門出で希望に溢れるシーズンですが、一方で新しい会社に
入社して仕事を始めたら、思っていたほど仕事が出来ない…という
悩み相談が増えるのも今の時期の特徴です。

この「もう少し出来ると思っていたのに」「こんなことで
この仕事これからやっていけるのだろうか…」という悩みは
何も珍しいことではありません。

入社前の予想や期待と入社後の現実との間にギャップを感じる
ことを心理学用語では「リアリティ・ショック」と言います。

そんな時は、どうしたら良いのでしょうか?
おすすめの行動を1つご紹介しましょう。

まずは、その仕事を良く分かっている上司や先輩などに話を
聞いて、何をどう出来る様になれば一人前か確認します。
つまり、具体的なゴールをイメージするのです。

そして、そこまでの道のりを小さなステップに分け、
今の自分が目指すべき1つ目の小さなステップは何か、
明確にしてみると良いでしょう。

理想の状態と今の自分を比べて重荷に感じるよりも、
目先の小さなステップを1つ1つクリアすることに
集中する方が「今何をやるべきか」イメージ出来て
気持ちも楽だし、何よりも1つステップをクリアする
毎に自信になります。

そうして、小さなことが出来るたびに自分をほめて
あげましょう。

一人前への道は、足し算です。
駒を進めるのは、例え1ミリずつでもいいのです。
1ミリ進む為に今やれることは何か?
そんな考え方で取り組むと良いのではないでしょうか。

(ヤニー山本、2016年4月26日)