初めての仕事に就いたら、まず何から手をつければ良いのか。

初めての仕事に就いた時には、
まず自分が得意なことかに力を入れると
よいでしょう。

自分が得意なことや好きなことは、
ちょっとした努力で身につきやすいし、
とても伸びやすいものです。

一方で、苦手なことや嫌いなことは、
努力しても、努力しても、
なかなか進歩しにくいものでもあります。
費やした努力のエネルギーと時間の割には
成果が微々たるものであるのが常です。

得意なことに力をいれるといっても、
新しい仕事についた時は、仕事そのものが
初めての仕事であるので得意なことなんてないよ、
という気持ちかも知れません。

ただし、仕事の中でも得意な要素を含む作業
と言うものはあると思います。

例えば、
初めての人と臆することなく話すこと、
正確さとスピードを問われる作業、
文章を書くこと、読む事、などなど。

1つの職業、仕事の中には、
様々な要素のある作業があるものです。
その中で、もっとも力を発揮出来そうなことに
力を入れると成果があがりやすいでしょう。

それによって、まずはお客さんや上司、同僚からの
信頼を得ることです。

やはり仕事は相手からの信頼を得て、
関係性を作ることが必要ですからね。

まずは、信頼感、
もっと初歩的に安心感と言っても良いかも知れませんが、
を獲得して、関係性を作ってしまう。
はじめの段階で、「こいつダメだ」と思われたら
挽回するのは至難の業でもありますし。

それから、時間を掛けて苦手なことを埋めにかかる
と良いのではないかと思います。

どんな初めての仕事でも、
その仕事を構成する作業やそこに含まれる要素を把握して、
まず何に力を入れるのか、
考えて実行していくことで、始まりのストレスを
軽くしていけるはずです。

2018年5月28日 山本恵亮
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