リーダーが見せる姿は組織の成否に関係する。

経営者の方々を観察してきて、
活気ある会社の経営者の姿勢から
学んだことがあります。

社長でも、部長でも、
組織のトップに位置すると、
メンバーのことがとても気になりがちです。

「皆がどう思っているのか」との不安や、
メンバーのヤル気UPの為に各メンバーを
理解しようという前向きな思いなど、
社員や部下を見ようとする気持ちが
先行することは多いのではないかと思います。

でも、活気ある組織のリーダーは、
人を見ることよりも、
人に見られることに気を使っているようです。

これ、念の為に言っておくと、
人にどう見られているか、
ビクビクしているってことではありませんよ。

例えば、会社が大変なときに、
社長が元気で、
社長と経営陣が活発にやり取りするなど、
社長の周囲が活気に包まれている雰囲気を
周囲に、社内に、大いに発しています。

そんな様子を社員、メンバーは見ていて、
影響を受け、安心もするし、
士気があがります。

無意識なのか、配慮してなのか、
このような、人に見られることを、 
出来ているリーダーが率いる組織は活気があります。

その活気ある組織の姿からは、
波を乗りこえ、グイグイ前進していくイメージが
想像できますね。

経営者だけでなく、組織の長たる者は、
人に見られること、すなわち、
周囲の人々の士気を上げることができるような
姿を見せることを意識すると、
組織の活性化につながるかも知れません。

(2019年6月17日)
山本恵亮
1級キャリアコンサルティング技能士
ヤニー株式会社
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