仕事を楽しむ為には、
自分らしさが発揮できることと、
一定以上の収入があって、
自分の将来が今よりも良くなるという
希望が必要だと思います。
これに対して、
自分の個性を押し殺して、
平均よりもずっと低い給料で、
会社も業界も右肩下がり････
だと仕事に充実感を持てるでしょうか？
仕事は、きれいごとばかりではないですが、
働きがいある仕事をしている人は、
やはり輝いているし、
仕事がしんどいだけの人は、
覇気が無くて人生辛そうです。
＜楽しめる仕事を選ぶ方法＞
そこで職業を選ぶ時のポイントは、
自分らしさが発揮できる仕事内容であること、
そして、成長産業であること、
の２つです。
自らを知る
自分らしさを発揮できる為には、
自分のことをよく理解しないといけません。
自らが本質的にもとめていることは何か、
生きていく上で最も大切にしている
価値観は何であるのか。
自分にとって働く意味とは何か。
これらの答えを満たせる仕事を選択すべきです。
脱線しますが、当社のホームページで、
自分の価値観を見つける為の
オンライン・ワークシートを無料で
公開しています。
自らの価値観を知る為のワークシート
自分の特長や適性を理解して、
自分だからこそ活躍できるニッチな仕事を
選ぶことが大切です。
成長産業に身を置く
成長している産業では、
会社の業績が毎年伸びていて、
収入も右肩上がりです。
例えば、最近はこんな現実です。
ある高学歴28歳で、
非成長産業の大企業に勤めていて、
年収500万円。
その人よりも学歴が低い28歳で、
事業に先端的な技術を組み込んで発展する
X-Tech企業で働いていて、
年収1200万円。
更には、後者のタイプで英語が堪能で、
グローバルスタンダードの給与水準が
日本人にも適用されている会社で働き、
年収1800万円。
････控えめなイメージを例示しましたが、
こんな感じです。
さらに、成長産業の会社だと、
仕事も新しい要素がどんどん加わり、
ルーティン作業でつまらない･･･
ということも少ないです。
その代わり、自ら学び続けて、
自分をアップデートしていくことは、
常識です。
＜他人と比べず、世の流れを読む＞
楽しめる職業を選ぶためには、
自らを理解して、
自分らしさを発揮できる仕事を見極める。
そして、成長産業の会社を選ぶ。
この２つのポイントが大切です。
周りの目を気にして、
誰もが知っている大企業だからだと、
“よく考えずに”選択していては、
個性を押し殺し、安く停滞した給料の世界で
次第に覇気を失っていく･･･
なんてことになりかねません。
自己理解と世の流れの見極め、
大切です。
（2019年7月16日）
山本恵亮
1級キャリアコンサルティング技能士
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＜お役立ちキャリアデザイン・ツール＞
・自分のキャリアをデザインを考えるときの入門ツール：働きがいある仕事を見つける「八つの原則」
・1人でキャリア形成を考えるなら：Webで使用可能なキャリアデザイン教材・講座一覧
＜参考コラム＞