知り合いの起業家3名に
共通することがあります。
それは好きなことをやっている、
ということです。
十分な報酬や会社の売却などで資金を得て、
やりたい事業をやっている為か、
楽しそうです。
いえ、一部訂正します。
資金が無い時から好きなことをやっていましたね。
費用対効果とか、収益性とか、
細かいことを気にせず、考える前に行動していて、
失敗をまき散らしながらも、ぐんぐん前進しています。
<好きだから没頭する>
働き方改革のサラリーマンが金曜日夜早くに
仕事を終えて週末の休暇に入った後・・・、
起業家は金曜日の夜に仕事をゲットして
土曜日に失敗して、その日のうちに修正して、
日曜日に何とか形にして、
月曜日の午前中に契約してビジネス成立って
イメージです。
働き方改革のサラリーマンの感覚で
この働き方をみると超ブラックですね。
でも、楽しそうです。
サラリーマンが同じ働き方を続けていると
疲弊して具合が悪くなってしまうでしょう。
<好きこそ物の上手なれ>
何が違うのかなぁと考えると、
好きなことをやっているかどうかですね。
もちろん、やる仕事を選んでいるのか、
やらされているのか、の違いもありますが。
好きなことをやっているから、
誰よりも没頭するし、上手くいくし、
本人の強みはますます強くなるし、
何よりも楽しんでいます。
「好きこそものの上手なれ」とは、
よくいったものです。
好きなことには熱中するし、上達も早い。
卓越した結果がついてくるのも分かります。
<でも、サラリーマンでは難しい>
しかし、誤解を恐れず、
あえて突き放して言うのならば、
雇われ仕事で好きなことを見つけろって
言われても難しいかもしれません。
それはそれで、割り切れば良いのではないでしょうか。
雇用されて使われている限りは、
そもそも好きなことばかりやるなど無理だと。
そう思えば楽になれると思います。
<一部だけでも好きなことで満たす>
また、一方で、自分が好きなこと、
興味が持てることを把握できれば、
自分の欲求を全て満たせなくても、
一部を満たすことは出来ます。
今の仕事の中にもそれは一部あるでしょうし、
仕事以外の隙間を好きなことで埋めて、
人生全体として楽しさを増やすことだって
できるでしょう。
ドライな割り切りと、
好きなことを知って隙間を埋めること。
こんなことが、サラリーマンの立場で、
自分の楽しさ度合いを高めるコツかも知れません。
(2019年10月7日)
山本恵亮
1級キャリアコンサルティング技能士
プロフィール
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<参考ツール>
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自己分析ツールのご提供:Webで使用できるキャリアデザイン教材の一覧
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