卓越と平凡の境界は、ハマっているかどうか。

その仕事のプロとして一人前になる為に、
必要なことを知る方法として、以前のコラム
「その仕事で、それなりに優秀な人と、一流の人を
分けているスキルやコンピテンシーは何か?」
という視点で調べることを紹介しました。

<一流に共通する要素>

スキルやコンピテンシーは
職業毎に異なることが多くはありますが、
共通することもあります。

それを1つだけ上げるとすれば、
熱中しているかどうか、でしょう。

平凡と卓越を分けている特性は、
地頭やコミュ力、スキル水準などではなくて、
どれだけ熱中しているのか、です。

<熱中する対象を持つ>

常に熱中する対象を持っているか。

例えば、起業して成功している人や、
仕事で誰よりも結果を出している人、
アスリートや芸術家でも、
それにハマっていますよね。

熱中しているからこそ、行動するし、
工夫するし、めげずにやり続けています。
こうして、熱中する対象を持つ人が、
結果的に卓越しています。

また、何よりも幸福度も高いです。
目が輝いています。

一方で、一番良くないことは、その反対。
つまり熱意を傾ける対象を持っていなくて、
退屈することです。
この退屈はしんどいですし、
その人の覇気を奪い、意欲を奪います。

<感動したことは何か>

熱中する対象が見えなければ探すべきだけど、
簡単に見つからないかも知れませんね。

どうやって探すかと言えば、例えば、
少しでも自分が感動すること、
心動かされることって何か。

そのようなことが無かったか、
振り返ってみることはお勧めです。

平凡と卓越の分かれ目は、
熱中するものがあるかどうか。

それが無ければ、
どれだけスキルを磨いたとしても、
そこそこまでしか行けません。

(2020年9月7日)
山本恵亮
1級キャリコンサルティング技能士
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<参考コラム>
その仕事で一流になる為に求められるスキル・レベルを理解する。

<参考ツール>
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