ものごとを深く考えることが得意な人の
発言には特徴が2つほどあるなぁ
と天才タイプの人達との会話を振り返って思います。
1つは、「なんでだろう?」とか
「そもそも、なんで〇〇しないといけないの?」
とイチイチ理由を考えるというか、
関西人的に言えば、どーでもいいことに
いちいちツッコむんです。
もう1つは、話し合いのときとか
空気読まずに場をひっくり返す発言をする、
ということです。
あるテーマで話し合っている時に、
参加者が一人ひとり意見を言うような状況で、
みんなが同じような発言をし始めて、
だいたいコンセンサスが形成されてきたかな、
と言う時。
「私は、今のテーマの問い自体がおかしいと思うんですよ」
と言って、それまでの流れがひっくり返すんですよね。
そのおかげで、はじめに発言した人の意見に
引きずられて思考停止していた参加者が
1人1人考え始めて議論が深まることがありました。
<ギアチェンジの2つのボタン>
「そもそも、なんで?」と考えること、
空気読まずひっくり返すこと、
この2つは考えを深めるコツなのかも知れませんね。
これまでの常識にとらわれた思考から、
抜け出して0から深く考えはじめる為に、
頭を切り替えるギアチェンジのボタンのようなもの
と言うか。
これまでの自分から変わりたいと思う時は、
この2つの問いを自分に発して、
考え始めると自分の常識や経験則にとらわれず
自由に思考できるかも知れません。
(2019年3月25日)
山本恵亮
1級キャリアコンサルティング技能士
ヤニー株式会社
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