悩みは「答えのある悩み」と「答えのない悩み」に分ける。

誰しも悩みを抱えていて、
生きている限り悩みは影のようについてくる。
私も随分とたくさん悩んでいます。

この悩みへの向き合い方について、
お勧めの方法がありますので紹介します。

<悩みは二つに分ける>

考えないといけない問題があるとき、
その問題を2つに分類すると上手く整理できる
ことがよくあります。

で、我々が抱えている色々な悩みも、
2種類に分けて考えます。
また、悩み相談でも、必要なら2つに分けます。

どう分けるかと言うと、
「答えのある悩み」と「答えのない悩み」です。

<答えのある悩み>

「答えのある悩み」とは、
スキルが足りないとか、知識がない、
といったものです。

株式アナリストの仕事に就きたいが、
財務分析のスキルがない…とか。
この種の悩みは、問題を解消する為に
やるべきことをやれば、だいたいは解決出来ます。

その悩みを解決する為には、
何を解消すれば良いのか?
そして、それを解消する為には、どうすればよいのか?

こう考えて、あとはやるべきことを実行すれば、
だいたいは解決できるはずです。

<答えのない悩み>

答えのない悩みとは、明確な答えがない悩みです。
例えば、
「自分は何のために生きているのか」
「最も働きがいを持てる仕事とは何か」
といった悩みです。

これらを考えはじめると、
答えがないがゆえに、悩み、時に辛くなる。
考えることはしんどいし、
また、1つの最適解が無い問題だと分かると
考える意味がないと悩みを放棄して、
悩みから解放されたくなりますよね。

ま、あまりに苦しければ、
一旦、考えることを捨ててしまうことが
ヘルシーな時もあるでしょう。

ただ、答えのない悩み、
「とりあえずの答え」を出すことは必要だと思います。

「最も働きがいと持てる仕事とは?」と悩み続けて
何もせずにもう2年…とはいきませんよね。
ひとまず今はこれかな、と
とりあえずの答えを出して、歩き出すのです。

<ノートに書いて整理する>

というわけで、悩みは2つに分けることがお勧めです。
大きな悩み、小さな悩み、どんどんノートにでも
書き出していきます。

そして、答えのある悩みと、答えのない悩みに
分けてみると、考えるべきことが見えやすくなります。

(2020年10月5日)
山本恵亮
1級キャリアコンサルティング技能士
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