人はポジティブとネガティブどちらも抱えていて当然。

陰と陽って東洋思想(?)にありますが、
よく言ったものだなぁと思います。

人に関して言えば、
陰な人(ネガティブな人)や
陽な人(ポジティブな人)がいるのではなく、
どの人も陰な部分もあれば、
陽な部分もあるのだと思います。

私のコラムを読んで頂いている方々は、
自分のキャリアを発展させたい、
それによって実現したいことがある等
基本的にはポジティブ(陽)な思考をお持ちだと思います。

ただし、どんな人にも心の片隅には、
ネガティブ(陰)なものもあるはずです。
少なくとも私はあります。あ、大有りです。

<ネガティブを持っていて良い>

頑張って成長しよう、そして、人の役に立ちたい、
と思って日々頑張っているけれど、一方で、
新しいチャレンジをせずに、
慣れ親しんだものにしがみつこうとする気持ちがあります。
変化を恐れて、楽な方へ逃げようとする気持ちも。
例え、それが自らの歩みを停滞させて、
後戻りさせることにつながったとしても、です。

皆さんにもこういったこと、無いでしょうか?
例え、認めたくなくても、Yesですね。
でも、それで良いんです。

<分かっていれば対処できる>

普段はポジティブに頑張っている人も、
自分の中にネガティブな面もあるとの前提に立てば、
単に気持ちを鼓舞するだけではなくて、
自らの行動についての作戦を考えられますね。

人の内面には陰と陽どっちもある。
成長したい、前向きに生きたいという気持ちと、
変化にともなう苦労を恐れる気持ちと、
どちらもあって当然です。

自分にはこの2つを内包しているとの前提に立てば、
先を読んだ行動を考えることが出来るし、
また、怠惰に過ごしてしまった自分を
過度に批判することもなくなると思います。

(2021年2月1日)
山本恵亮
1級キャリアコンサルティング技能士
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<参考コラム>
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