自身のキャリアを成功と評価する主体は自分。

年末年始が近づいてきました。
この時期になると今年を振り返り、
来年の目標を立てる人も多いことでしょう。

「キャリアで成功したい」
「成功したキャリアを手に入れる」
という目標を立てる人もいると思います。

この「キャリアの成功」とはいったい
なんでしょうか?

そもそもキャリアが意味するものは
1つだけではありません。
昇進を意味している側面も、
専門的な職業を指していることも、
自分が担う仕事上の役割や、
その役割を通じて経験し続けること
でもあります。

これらにおける成功とは、いろいろと
ありますね。

昇進であれば、上の職位にプロモート
することが真っ先に頭に浮かびますが、
一方で、昇格して役割が変わることを
望まない人にとっては、
現状の職位を維持することが成功
だったりします。

仕事で担う役割もいろいろと変化
しますが、それぞれの役割で自分が
楽しいと思えることを経験し続ける
ことが成功という人もいるでしょう。

人によって、キャリアでの成功の意味
することはきっと違うはずです。

だからこそ、明らかなことが一つだけ
あります。

それは、自分のキャリアが成功か、
失敗か、ということを評価するのは
他人ではなく自分自身である、
ということです。

自分自身が評価すべきものであって、
あなたのキャリアは失敗だね、などと
他人によって評価されるべきもの
ではありません。

ですから、キャリアの成功という
目標を立てるときも、
キャリアの成否を振り返るときも、

他人からの目を気にすることなく、
自分自身にとってどうなのか、
という視点からぶれないように
しましょう。

(2016年12月20日 山本恵亮)