今回は運動について書きます。
私は2000人以上の仕事人にお会いしてきて、
仕事を楽しんでいる様に見える人々の多くにあてはまる
共通点があると、最近思っています。
それは、仕事だけに熱中しているのではなく、その他の
活動や趣味にも熱中しているということです。
多いのが運動系です。
私の周りでも事業を3つくらいやっている事業家が
トライアスロン、24時間働いている様に見える某社長が
テニス、金融マンがボルダリング、会社社長と非営利事業に
携わる人(年中無休)がマラソン、と数えはじめると
次々に顔が浮かびます。
私が携わっているアンテロープキャリアコンサルティング社でも
売上トップの人はテニスで、No.3はマラソンです。
この人々の特徴は活き活きとしていることです。
人の何倍も働いていたり、ストレスがかかっていたりするのに、
とても元気に見えます。
私が思う運動の効用は、体力がつくことや体調が整うことに加えて、
運動中は無心になれるということだと思います。
何も考えずに黙々と走る、泳ぐ、ぶら下がる、などが出来てしまう
ことが精神にとって大変良いのです。
人はつい、仕事のことや悩みなどをウダウダと頭の中で考えています。
頭の中が雑音だらけです。
それをスポーツなどで無心になって頭の中をOFFにするのが効く
のだと思います。パソコンでもシャットダウンしないと動きが鈍る
ことと同じですね。
きっとヨガや座禅が流行っている背景も同様かと、勝手に
思っています。
頭の中の雑音を消して無心になる時間を時々とってみると、
とてもすっきりした気分になって、清々しい力が湧いてきます。
GWも後半ですが、体でも動かして頭の中のクリーンアップ
してみてはいかがでしょうか?
(山本恵亮 2016年5月6日)