おなじ会社勤めでも、組織に合せる働き方と、自由な働き方の仕事がある。

会社勤めって大変ですよねー。
サラリーマンの知人に週末に会ったときは、
にこやかで温厚な個性が雰囲気から出ていたのに、
平日に見かけたときは堅く厳しい顔つきでした。

飲んだときに話を聞くと、仕事に
やりがいなんて全く考えられないほどに、
辛いとのこと。

誰しも仕事は大変ですが、仕事自体のプレッシャーは
なんとでもなることが多いものです。
辛いのは、組織の息苦しさとか、
上司や先輩・同僚などとの関係でしょう。

しょうもない社内手続きとか、お作法とか、
人間関係とか…。
個性を押し込めて働くことは、ほんと
ウンザリなものです。
私も大嫌いです。そーいうの。

<思い切って会社を辞める前に>

で、会社勤めはもうこりごりだー!
辞めてやるーって、会社を辞めて、
かつ、会社勤めまで放棄して、
何の準備も無くフリーランスや
取り敢えず派遣の仕事などに身を置く人がいます。

それがその人にあっていて、
生活+楽しめるだけの収入が得られるなら良いのですが、
ギリギリの生活しかできない稼ぎで、
弱い者いじめのような業者扱いされる仕事では、
辛さが倍増です。。。
そーいう状態に陥ってしまっている人は多いのも現実です。

なので、会社員を放棄する前に考えましょう。
また、すでに放棄していたとしても、
二度と会社勤めだけはしない、という頑なな決意に
囚われないで考えてみましょう。

<2種類の働き方>

会社勤めのサラリーマンも2種類の働き方の仕事があります。

1つは辛いと思った中央集権的な組織での仕事です。
こっちは個人の自由よりも、組織の都合に合わせていく
ことが必要な職場です。
個人の自由は大きく制約されるという前提で働くところです。

もう1つは分散型チーム組織での仕事です。
事業の目的を共有していて、その目標に向かって
自立した個人や小規模なプロジェクトチームが
協力して仕事をするところです。
こーいう組織では、1つの案件が終われば、
プロジェクトチームは解散し、
別の案件を始める時にチームアップされます。

このスタイルだと、完全な自由って訳ではないものの、
目標達成の為の仕事の仕方や働き方、時間、などは
ずいぶんと自由が利きます。

専門サービスを提供する会社とか、
ある程度1人で完結できる仕事内容の会社とか、
そういったところの場合は、
後者の働き方で勤務できる可能性があります。

中央集権的な組織の中での息苦しさが辛ければ、
分散型チーム組織の会社や仕事がないか、
探してみても良いでしょう。

このように同じ会社勤めのサラリーマンでも、
会社や業種によって働き方が異なる仕事があります。
ですから、会社勤めを放棄する前に、
働き方の視点でも会社情報を収集して、
調べてみることをお勧めします。

2018年10月9日 山本恵亮
1級キャリアコンサルティング技能士
ヤニー株式会社

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