どんな分野でもよいから世界一を目指す。

ある最先端技術で世界トップの企業での採用条件が
「どんな分野でもよいから研究で世界一であること」
と言う話をお聞きしました。

それだけを聞くと
そんなん、無理やーって気持ちになりますが、
無理な話では無いと思います。

この採用条件を敷衍すると何と言えるでしょうか?
例えば、
・人に負けない自分ならではの強みを持っていること。
・好きなことをトコトン追求してきたこと。
などですね。

または、
・オタクであること。
これはシンプルに要約し過ぎましたが、
自分が何よりも好きなことを見つけていて、
それについては他の誰よりも情熱を持って取り組んできた、
というようなことではないでしょうか。

つまりは、オンリーワンであることですね。
研究開発の仕事ですので、
その仕事の場合は研究の分野で…
となっている訳です。

人は誰でも1万人で1番、10万人で1番くらいの
強みは持っているものです。
得意分野なんて無数にある訳ですから、
それくらいの数で1番になれば世界一でしょう。

他社との比較や序列での1番ではなくて、
オンリー1であることです。
その結果1番となってしまう、
という表現が相応しいと思います。

就職や転職、進学などで新しいスタートをきった
人が多くいると思いますが、
折角の新しい人生の節目、ぜひ自分の好きなこと、
興味を持てることを探してみることをお勧めします。

どんな小さなことでもいいと思います。
仕事の中の1つの作業でもいいわけです。
それが自分の独自性に、個性に、
繋がっていきます。
そして、年数を経れば何かで世界一になっている
可能性は十分にあると思います。

2018年4月10日 山本恵亮

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