タイプ分け診断の結果、2つの見方。

ヤニーのホームページでも無料で
タイプ分け診断を提供しています。
世間でも「あなたは○○タイプ」といった
判定をする診断は沢山あります。

例えば、この結果で「あなたは営業パーソン・タイプ」
と出たとしたら、自分は営業パーソンになるべきかな、
と判断すべきでしょうか?

実はこの手の診断結果は見方が2つあります。
1つは、タイプ分けされた診断結果が示す
自分の特性を把握して、
適合する職種を確認することです。

結果だけに縛られるのは行き過ぎですが、
その傾向が高いという一つの指標ですので、
それも参考に自己理解を深めます。

そして、その特性を持つ人に適合しやすい
特徴を持つ職種はあるので、
それに興味が持てるか検討してみる
という職種検討の1つの切り口として
活用することは有効な方法です。

次に、もう1つの見方は、純粋に自分のタイプだけ
を理解する為の参考情報として活用することです。

いろいろな仕事が世の中にはありますが、
それぞれの仕事の中にAタイプもいればBタイプもいます。
例えば、営業パーソンの中に外交的な人もいれば、
問題解決が好きな人も、
細かい作業をミスなくこなすのが得意な人もいます。
割合としては外交的な人が多いでしょうが、
他にもいろいろなタイプの人々がいて、
それが各自の特徴や他の人との差別化になっています。

診断結果を自分の特長を知る参考情報として把握し、
どの職種に就くにしても、
自分の強みをこの職種の中でどう活かすのか、
という観点で仕事に取り組んでいく、
という形で診断結果を見ることも大変有効です。

以上、タイプ分け診断結果の2つの見方を述べました。
いづれにしても、こういった診断は自己理解を深める時の
1つの参考情報です。
その結果を単に鵜呑みにするのではなくて、
「仮にそうだとしたら、どうすればよいのか?」
と考えを深める為に活用することがお勧めです。

診断は、内省することとセットでこそ、
やる意味が出て来るものです。

2017年11月22日 山本恵亮
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タイプ分け診断(冊子版)もご用意しています。
PDFファイルでのダウンロードも可能です。