キャリアコンサルティング技能士検定の2級と1級の
学科試験の対策と勉強法については、
以前にコラム(キャリアコンサルタント学科試験対策)で述べましたが、
試験まであと1ヶ月となった今回は直前の対策について書きたいと思います。
勉強方法は、キャリアコンサルタント学科試験対策で書いた
合格する為の勉強法の1から6を実践することです。
ただし、あと1ヶ月となってしまった今、
優先的に取り組むことは、
過去問題集での問題演習と過去問への取り組みです。
注力するのは、過去問題集です。
勉強不足の場合は、過去問を模試形式で解くことは
1回か2回で十分です。
それよりも知識を定着させる為に、過去問題集に取り組みましょう。
過去問題集の勉強法は、以前コラムで書いた勉強ステップの
「5.過去問題集を繰り返し解く。」です。
以下に引用します。
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
過去問を集めた問題集を解いて、間違えた問題は解説を読み、
もし理解が浅ければ上記の各参考書などの該当箇所を読んで理解します。
そして、間違えた問題を理解と記憶が定着するまで繰り返し*解きます。
*繰り返し解いて記憶を定着させる方法の例は、下記の1から5です。
1.間違えた時にやり直す(上記)。
2.次の日に間違えた問題をもう一度解く。
3.2でまた間違えたら、その場で1をやって、その翌日にもう一度解く。
4.新しい問題を解く1から3のサイクルとは別に、
1週間前に間違えた問題を解いて間違えないかチェック。
間違えれば1(から3)の方法で理解を定着させる。
5.以上を繰り返しながら、問題集を1回終わらせたら、
もう一度はじめから最後まで同じ方法でやる。
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
試験まで残り1ヶ月で、これまで過去問題集をやっていなければ、
せいぜい1回終わらすことが精一杯でしょうから、
2周目は厳しいかも知れません。
でも、1回やるだけでも効果はありますので、
頑張って取り組みましょう。
尚、過去問を実際の試験と同じ制限時間で解くことですが、
この目的は試験の形式に慣れることです。
どれくらいのスピードで解いていけばいいのか、
実際にやってみて感覚を掴むのが目的です。
ですので、準備不足で本番に挑む場合は、1回だけで良いでしょう。
それよりも、知識を得ることを優先するのがベターです。
以上、試験1ヶ月前から学科試験の勉強を本格化する場合の
勉強法について述べました。
皆さんが試験に合格できることを祈念しています。
2018年11月22日 山本恵亮
1級キャリアコンサルティング技能士
ヤニー株式会社
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