戦略ファームなどの経営コンサルティング会社の
採用面接で実施されるケース面接。
その中で実施されるフェルミ推定を苦手と
思っている人は多いと思います。
ケース面接は、下記の様にフェルミ推定を行って、
それに続いてケースのディスカッションをする
ことが多いです。
あるいは、1次面接などの初期段階の選考では、
フェルミ推定だけを行うこともあります。
・〇〇の市場規模を推定せよ。(フェルミ推定)
・では、〇〇の事業を行っているA社の業績を
倍にする為の施策を述べよ。
フェルミ推定は、数字を扱うイメージが強い為か、
苦手意識を持っている人が多いように感じます。
また、世の中に溢れているフェルミ推定の本は、
フェルミ推定を答えありきの計算問題の様に
扱う本が多くて良書が中々無かったのですが、
良い本が出ました。
ロジカルシンキングを超えるフェルミ推定の技術
(高松智史 著)
元BCGのケースリーダー(マネージャー)で、
コンサルタントや一流企業の社員に対して
戦略思考のトレーニングを行っている高松氏が、
大変分かりやすく&楽しくフェルミ推定の技術を
伝授してくれている。
業界を代表する戦略コンサルタントで、
且つ、同分野のトレーニングを行っている
著者による本なので、実践的で腹落ちする。
何よりも苦手意識のある人が分からないポイントを
理解して書いてくれており分かりやすく有難い。
尚、下記の推薦図書のページにも追加しました。
他の戦略思考、ロジカルシンキングの推薦図書と併せご覧下さい。