面接での緊張を乗りこえる方法。

面接は緊張しますよね。
面接に慣れている人なんて
滅多にいませんし、
初めての人とお会いして、
その30分や1時間で採用の可否が判断されるのですから、
それは緊張して当たり前です。
ましてや第一志望の会社だと余計に・・・です。

それでは、緊張しながらも、頭を働かせて
聞かれた質問にきちんと答える為には、
どうすれば良いのでしょうか?

転職や就活では、複数の会社を受けて
それらを第一志望、第二志望、その他などと
頭の中で分類をしていると思います。

ですが、面接に挑むにあたっては、
「どの会社も第一志望であり、
自らの魅力をしっかりと伝えることが出来れば、
あとは(結果は)ご縁に任せる」、
という思いを持つことです。

この会社に受からないと…などと結果を熱望すると、
ただでさえ緊張しているところに、
「受からないと」という雑念にとらわれて、
面接そのものに対する集中力や思考力が制限されます。

具体的には、1つ1つの質問の意図を取り違えることや、
自分の考えを問われた時に、その場で考えることが十分に出来ない
といったことが生じてしまい兼ねません。

結果を気にするとろくなことはありません。
「やることをやったら、後はご縁に従う」
という気持ちで、面接での質問1つ1つに集中して
そこに全力をつぎ込むことだけを考えましょう。

「人知を尽くして天命を待つ」と誰もが知っている
昔からの諺がありますが、
まさに面接など勝負に向かう時の心構えの
本質を突いた言葉だと思います。

(2018年2月19日 山本恵亮)

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